2012年2月15日水曜日
不二ホテル
下部温泉郷とも一線を画しており、泉質は単純硫黄泉の高温泉となっている。方や下部温泉は単純泉の冷鉱泉が殆どで、最近高温泉を掘り起こしたようだが、組合員の足並みが揃ってなく、新たなお湯を導入するのに消極的なようである。やはり下部温泉の冷泉のイメージを崩すことへの抵抗なのか、採算への抵抗なのか分からないが、温度管理と言う点からも問題がありそうである。この不二ホテルも看板が上がっていないので分かり難くて困ってしまった。お湯はまずまずであったが、温泉博士に記載されている湯質が単純硫黄泉となっているが、分析表にはアルカリ性単純泉となっていた。この違いには分からない点があるので、結論はもう少し先にしたい。今回の温泉ラリーは5個所の予定だったのだが、諸事情により3個所400キロで終えることになった。残念です。
奥山温泉
この温泉があるところは、山梨市からだと富士川を下って殆ど静岡に入る手前です。時間にして2時間もかかり、逆に富士はすぐそこです。また、ここは南部町と言って、知る人ぞ知る東北の南部藩の出身の地である。この温泉は初めてであるが、国道から山に入り7キロ走り、更に右折して5キロも登って行ったところにある。正に秘湯に向かっているのでと思いたくなる。途中は崖崩れが起こるかもと不安な気持ちを起こさせるが、秘湯を求め者には丁度良いのではないかな。客は少ないが、やはり好きな人が来ている。湯質はアルカリ性単純泉でPH10と高アルカリ性でスベスベ感も良く、まずまずである。露天風呂も広々としていて、外界から隔絶された雰囲気は格別なものがある。ふるさと創生資金でと言うものの、よくもこんなところに作ったものだと感心する。自分の金だったらどうしただろうかとついつい考えてしまう。
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