2010年3月10日水曜日

第二十九番札所国分寺

昨夜は風が吹きまくり、今朝がどうなるのかと思ったが、何と晴れてしまった。ありがたや、ありがたや。全国雪のバーゲンセールをやっているのに。出発をしてからのこと、親切なおじいちゃんに会って、近道を教えて貰った。ラッキー!そこのハウスを左、その突き当たりを右、真っ直ぐ行って、突き当たりを左、右に曲がって後は真っ直ぐ。あれ?右だったかな〜。あなた、これ分かる。復唱して歩いて行くと後から自転車で追いかけてくれた。あなた足早いね。本当にいい人だ。合掌

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朝から雨である。もう慣れたので、どうってことはない。国道沿いの公園に一人髭を生やした乞食遍路らしきを発見。人のことは言え義理ではないか゛。暫く歩いて左にそれて、日本一にで会う。ここが安芸漁港である。ここで大事なものを戴く。かねてから欲しかったヒモを手に入れる。なぜなら、安物のポンチョのためか両サイドが切れて、前後ろヒラヒラ動いてしまう。そこで見つけたのが、漁港に捨てある麻縄だ。一本では短いので、二本にして腰に巻いてみる。バッチリだ。これで乞食坊主の出来上がりだ。しかし、考えれば、何とかなるものですな。この姿を見せようかと思ったが、若干なりとも理性が残っているので止めにした。その後延々とサイクリングロードを歩き、国道を歩いていると逆打ち遍路に会う。髭を生やし、荷物は軽微、乞食僧風で年齢不詳。これだけで想像してくださいよ。出来ない。駄目だな〜。その時の会話。風大変で後ろから押されて、まるでヨットみたいだったですよ。あなた逆風だから前に進みませんよ。とこんな調子何だが、彼は一銭も持たずにお遍
路をしているのだ。そして、88箇所ではなく、13箇所を何と4ヶ月もかけて廻っているそうだ。な〜んでか。それはお金ないからだよと言うことになる。金なくて納経が出来ない。それで門づけをして金を作る。そう言うこと。そこまでで別れたが、その後人生は何なんだろうと考えながら、冷たい雨風と戦いホテルに着いたとさ。おわり合掌 追:高知龍馬空港も近いな〜。その次は松山ぼっちゃん空港だもんな〜