2010年7月4日日曜日
平田内温泉熊の湯
臼別温泉を檜山国道に戻り、江差方向に向かう。平田内を左折してしばらく走ると国民宿舎ひらたない荘があるが、更に3.5km走ると駐車場があり、行き止まりになっている。そこから100mほど歩いたところを川に下りると目指す熊の湯である。下りる途中に脱衣場の小屋があるが、綺麗でないで岩場で勝手に脱ぐことにしたが、ここは混浴であるので、気をつけた方がいいかも。ここの湯温も85度と熱く、水で薄めないと入れない。そのために沢水を引いた水がパイプからふんだんに流れている。ただし、使わない時は湯船に入れないで川に流すのがマナーである。ここの湯は硫黄臭のする食塩泉とあるが、硫黄臭についてはあまり感じられなかった。臼別温泉よりも更に野趣に富み、よりワイルドさを感じさせられる。ただし、着替えをしている時、何かに刺されたのだが注意した方が良い。
秘湯いで湯の臼別温泉
二股ラジウム温泉から長万部に戻り国縫を右折して、今金国道に入る。途中美利河温泉があるが、以前入ったことあるので今回はパスする。日本海側の檜山に出て、229号線を大成町に入る手前を3キロほど山に入ったところにあるのが、このお湯である。山小屋風の建物の入口には清掃協力金のためにに100円を入れる箱があり、利用者が書き込み出来るノートも置いてある。皆さん全国から集まっているようだ。中は脱衣場と内湯があり、外に露天風呂がある。露天風呂の先はゆったりとしたスペースがあり、渓流が流れている向こうは鬱蒼とした山である。露天風呂に浸かりながら、山の新緑を見ていると秘湯に来たなと言う実感が湧いてくる。但し、温度は熱いためににあまり長くは入れないのが、難点である。湯質は食塩泉であるが、ここの売りは自然に包まれた秘湯であろう。ついでに、ここの歴史も古く寛政元年1789年に民族学者の菅江真澄がこの温泉で湯浴し、歌を詠み文を記したとある。秘湯を求める人向けの通の温泉である。
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