2010年6月28日月曜日

濁川温泉にこりの湯

濁川温泉は湯の川温泉から長万部に向かい約1時間半程で、国道5号線から5キロ入った所にある。温泉が5〜6軒あるが、湯質がそれぞれ違うので、どこに入ろうか迷ってしまう。一応入口のにこりこの湯に目星をつけておいて、さっと見て回る。一ヶ所覗いてみたが、単純泉だったので止めにした。ここは道内唯一の地熱発電所があり、ハウス栽培が盛んでトマト、キュウリを栽培しているやうだ。山の中の平地にある温泉で、こんな所に温泉がと思われ、若干の違和感を感じた。ここの温度も若干熱く感じたが、源泉の温度は49度と対して高くもない。泉質はナトリウムーマグネシウム炭酸水素塩・塩化物泉の旧土類系と言うことで、お湯も土色をしており、タオルにも色がつく。ここは日帰りの湯だが、濁川では一番古く、時代は江戸の1807年にまで遡る。何せ、この湯を作らせたのが間宮林蔵だというのが凄い。いずれにせよ、歴史のある湯に入れたことに感謝したい。

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